私は幼稚園の頃から建設会社の社長になる。と言う強い夢を持ってい
ました。
その夢を少しでも早く実現させる為、小学校５年の頃から高校卒業ま
で、休日を利用し、始発電車に乗って大阪の西成で日雇い労働者と一
緒に職人仕事に従事して来ました。
２３歳になった頃、念願の会社を作る為、自分の力が試したくて、知
り合いの誰もいない神戸に移り住み、会社を立ち上げました。
それが今から20年前の事です。
お金も人脈も信用も無い私を多くのお客様や職人、従業員が支えてくれました。
私達が作業している隣りでママゴトをしていた可愛い女の子。
『将来の夢は？』と聞くと、満面の笑みで『可愛いお嫁さん。』と答えていました。
今、そのお客様の所に伺うと、本当に可愛いお嫁さんに成長した女の子が子供を２人も抱いて出て来ます。
私は建築屋になると決意した時、自分自身で約束をしました。
人様のお宅に手を入れた限り、自分の命がある限り、御家族皆様と一緒にその家を一生守り抜く。
おかげ様で、現在ではこの神戸に1500軒以上の御家族様がいらっしゃいます。
現在、日本の経済環境は良くはありません。
しかし、どんな状況になろうと、私はお客様や職人、そして従業員や自分の家族に必ずどんな時もこう言って頂きます。
【やっぱり、お前を信じて良かった！！】
これから続く一生のお付き合いのご縁を頂戴し、本当にありがとうございます。